2017年12月10日

封筒の書き方

昨日の落札品を引き取りに、五反田まで出かけました。日曜日の朝とあって交通量が少なく、実に気持ちよく車を走らせることができます。

南部会館に着くとすでに同業が2名、やはり昨日の引き取りでしょうか、作業をしていました。

もちろんどちらも顔見知り。特にその一人は、業界的に言えば多少の縁続きでもある先輩で、グループ旅行などで何度かご一緒しているような仲です。

先日、明治古典会に少しばかりまとまった出品をされたところで、そのことを話題にすると、「久しぶりにまともな口に当たったよ」と素直に喜んでおられました。

RIMG2459さて小店の落札品2点はすぐに見つかり、一度に抱えられるほどの量でしたので、そのまま車まで運び、お二方より先に、会館を後にしました。

で、昨日の不可解な1点ですが、間違いなく店主の入札したものでした。

落札表に「ワイン学入門」と書かれていたのが「?」となった理由ですが、全部で12冊が一束にされた中には、トドロフ『他者の記号学』、宮下志朗『神をも騙す』など、確かに欲しいと思った本が入っておりました。

封筒に書かれた書名あるいは品名が、そのまま落札表に転記されるのですから、本来それを見て出品物がすぐに思い出せるような表記であるほうが、何かと便利です。

何冊かまとめて出品する場合、封筒には入札者の興味を惹きそうな、それが分からなければ、とにかく目につく本の題名を書くように。というようなことを、昔教わったのを思い出しました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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