2018年01月29日

棚を耕す

大見得を切っておいて情けないことですが、明古で仕入れた本の整理が、今日もはかばかしく進んでおりません。新しく設置した表の棚に、本を並べる作業を優先してしまいました。

RIMG2589では、そちらは捗ったのかと聞かれると、答えに窮しますが。

表に棚を増やそうという計画を立てたのは、昨年末のことでした。なんとか適当な棚を見つけて、手に入れたのが今月の半ば。

外に置きっぱなしですから、夜間はフタをする必要があります。そのフタの工作にさらに日数を要し、ようやく本を入れられる態勢になったのが昨日のこと。

主として家人が担当する絵本、児童書などを並べるつもりですが、一部、図録や画集などの大型本も、均一価格で並べようと考えています。

並べる本はいくらでもあって、すぐにも棚が埋まるはずでした。しかしいざ並べる段になると、なかなか適当なものが見つかりません。ようやく3分の1ほどを埋めたにとどまりました。

なんでも並べておけばよいというものではありません。値ごろ感があって、手に取ってもらえるようなものを選びたい。飛ぶように売れることはまでは望みませんが、多少は動いてもらわなければ困ります。

こう言っていて、それは何も、新しい棚に限った話ではないことに気がつきました。お客様にご覧いただく棚は、すべからくそうでなくてはならない筈です。

毎日棚を耕す。そんな基本が、ついおろそかになっていないか。省みて忸怩たるものがあります。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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