2018年05月15日

まずまずの成果

洋書会の大市が無事に終了しました。

今期は役員ではないので、朝はゆっくり、10時を回ってから店を出て、会場に着いてからもただ自分の入札に専念することができました。

それほどじっくり見たにもかかわらず、終わってみれば、やはりいくつもの見落とし。もちろん、気づいて入札していたとして、落札出来たかどうかは分かりません。

RIMG2834落ち札を見て、それくらいなら自分も入れられたはず、などと思うことは多いのですが、それこそ後知恵というもの。いずれにしても後の祭りです。

そんないつもながらの後悔もあったとはいえ、今回の大市会、店主にとってはまずまずの成果でした。

とくにフランス挿絵本の一口は、昨日の準備も終わるころになって俄然、注目を浴びることになった口ですが、店主が目星をつけておいたのもその中の何点かでした。

今日になって、もう一度よく見直して、数点に入札。そのうちの2点を手に入れることが出来たのです。どちらも下札でしたが、2番札とはそれほど離れていなかったはず。

この口、美装本が多かったのですが、店主はあえて原装のものにこだわり、札を入れました。

美しく装飾を施された革装本は、見た目もとても豪華ですが、その美しさが命。少しでもキズやイタミがあると、値打ちが大きく損なわれます。つまり保管にも大変気を遣う。ガラスケースもないような店では、並べておくこともできません。

今からそういう店を目指すのも、ね。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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