2018年05月24日

書籍小包の末路

目黒郵便局に電話をして、料金後納契約について話を伺うことにしました。

電話がつながるまでが大変。「ただいま大変混みあっております。時間をおいておかけ直しください」というテープ音声を何度聞いたことか。昨日の午後2時半ころからかけはじめ、ようやく取ってもらえたのは午後4時半ころ。

しかし担当者につながってからは話が早く、今日の午前中に、説明に来ていただけることになりました。

今朝、10時半という約束の時間どおりに来られた営業の方から、しばらく説明を受け、書類をいただき、どうするかは、これから考えようと思います。

RIMG2846お話を伺ううちに分かってきたのは、ゆうメールによる書籍の発送が、今回の料金改定も含めて、特別に狙い撃ちされているのではないかということです。

以前から大口特約という、割引料金の制度があって、たとえばゆうメールなら年間500個以上発送する場合、特約運賃の対象となります。

それはそのままなのですが、ただしその適用対象が、厚さ2cm以下の荷物に限られるようになったというのです。

先の料金改定では、ゆうメールの厚さを3cmで規格内、規格外と区切りました。そして3cmを超えるものに限って100円前後の値上げとなったのでした。

少し厚めの梱包材を使えば、3cmなどすぐ超えます。まして2cm以下で送れる書籍など、ごく一部にすぎません。

そもそもこのゆうメール、昔は「書籍小包」と呼んでおりました。それがいつからか「冊子小包」と名称が変わり、さらに現在の名称に。

それとともに書籍を安価に送れるというサービスから、DMやカタログなどを大量発送するためのサービスに、すっかり変貌してしまったわけです。

書籍を特別のものとする床しい思想は、すでに過去のものとなり果てたのでしょうか。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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