2018年07月29日

追悼記念日

RIMG3062強い日差しと汗ばむ暑さ。これこそが南部支部総会日和です。

これまで何度、同じような日差しを浴びながら、五反田駅から南部地区会館までの道を歩いたことでしょう。そしてその都度、何層にも重なる過去の光景が頭をよぎるのです。

ですから支部総会は、店主にとって過去を振り返る日、いわばMemorial Dayのようなもの。

ちなみにこの英語は、戦没将兵追悼記念日という訳語が当てられています。戦場に倒れたかどうかは別として、商売を全うされた先人を追悼する日というわけです。

実際に、姿が思い浮かぶ多くの同業は、すでに故人となっています。総会にまじめに出席するような本屋さんは、たいてい店主よりずっと年上の人たちでしたから。

そんな思いの店主にとって、今日の総会で一番驚かされたのは、すべての議事が終わった後の、新支部長挨拶。

用意の原稿をおもむろに読み始めたのですが、その内容は自身の組合加入から今日に至る回想で、何人かの鬼籍に入った先人の名をあげ、感謝を捧げるものでした。

あげられたのは店主にとっても親しい名。しかしなにより、店主一人のつもりだった追悼記念日が共有されてしまったような、ちょっと意表を突かれた思いだったのです。

追悼の念があふれ、読み上げに詰まるところもありましたが、それだけに思いは良く伝わったことでしょう。少なくとも店主には伝わりましたよ。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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