2018年08月08日
不揃いの全集
組合のルート便「コショタン」が、昨日の洋書会の落札品を届けてくれました。
心配した雨はそれほどでもなく、受け取って店の中に運び込み、さっそく整理を始めました。何点かは、すぐ棚に入れられる本がありましたので。
本の状態もまずまず。あとは売れてくれるのを祈るだけ。洋書のクロス検索サイトで相場を調べながら、妥当と思われる売値をつけていきました。
思ったより利を乗せられない本もあれば、良い値がつけられる本もあり、それはまあ毎度のこと。さて一通り、棚に入れる本の値付けが済み、残ったのは、昨日もお伝えしたレッシング全集やトーマス・マン日記などの全集物です。
後者については、初めから不揃い覚悟でした。というのも何冊か使い込んだ巻があり、かりに揃っていてもセットで売るのは難しい。ということで冊数を確かめもしませんでした。初めからバラ売りするつもり。
当てが外れたのがレッシング全集です。背表紙には巻数表示がないので、本を開いて確かめると、見開きの標題紙の左頁に巻数が表示されています。そこに全集タイトルと共に in zwolf Banden という表記がありました。
つまり12巻本ということ。数えてみたら全部で12冊。そこで、すっかり揃っているものと思ってしまったのです。
実は5巻と11巻は各2分冊、全14冊が揃いです。こういう紛らわしい表記は、ドイツの本に多い。函の裏に書き込まれていた巻数を、良く見るべきでした。ご覧のとおり、第5巻の2と、第9巻が欠本だと分かります。
さらに、喜ぶべきか悲しむべきか、調べてみるとこの革装版全集、驚くほど定価が高い。端本をネットで探しても見つかりません。見つけたところで、買えるかどうか。かと言ってバラ売りがきくかどうかは疑問。当分は塩漬けになりそうです。
心配した雨はそれほどでもなく、受け取って店の中に運び込み、さっそく整理を始めました。何点かは、すぐ棚に入れられる本がありましたので。
本の状態もまずまず。あとは売れてくれるのを祈るだけ。洋書のクロス検索サイトで相場を調べながら、妥当と思われる売値をつけていきました。
思ったより利を乗せられない本もあれば、良い値がつけられる本もあり、それはまあ毎度のこと。さて一通り、棚に入れる本の値付けが済み、残ったのは、昨日もお伝えしたレッシング全集やトーマス・マン日記などの全集物です。
後者については、初めから不揃い覚悟でした。というのも何冊か使い込んだ巻があり、かりに揃っていてもセットで売るのは難しい。ということで冊数を確かめもしませんでした。初めからバラ売りするつもり。
当てが外れたのがレッシング全集です。背表紙には巻数表示がないので、本を開いて確かめると、見開きの標題紙の左頁に巻数が表示されています。そこに全集タイトルと共に in zwolf Banden という表記がありました。
つまり12巻本ということ。数えてみたら全部で12冊。そこで、すっかり揃っているものと思ってしまったのです。
実は5巻と11巻は各2分冊、全14冊が揃いです。こういう紛らわしい表記は、ドイツの本に多い。函の裏に書き込まれていた巻数を、良く見るべきでした。ご覧のとおり、第5巻の2と、第9巻が欠本だと分かります。
さらに、喜ぶべきか悲しむべきか、調べてみるとこの革装版全集、驚くほど定価が高い。端本をネットで探しても見つかりません。見つけたところで、買えるかどうか。かと言ってバラ売りがきくかどうかは疑問。当分は塩漬けになりそうです。
konoinfo at 19:30│Comments(0)│
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