2018年08月29日

深沢大洪水その2

いつもより交通量が少なく、短い時間で家の前まで来ました。しかしガレージの前に車が止まっています。それも回転灯をつけたままのパトカーが。

覗くと誰も乗っていません。あたりを見回すと、家の先の交差点でお巡りさんが交通整理をしています。駆け寄って行き、車を入れたいと伝えると、スイマセンと言ってすぐ移動してくれました。

ガレージのあたりは、もう水は引いていました。しかし玄関に回ると、入り口に敷いてあった枕木が何本か浮き流されて、跡が大きな穴になっています。

その先の庭は、丸い庭石が頭を出していますが、まるで池のよう。それでも「海から池になったところ」だと、足を滑らせないようにして辿りついた家の中で、家人から説明を受けました。

交差点では何台か、動かなくなってしまった車があったようです。また向かいのマンションでは地下ガレージに水が入ったためか、警報サイレンがずっと鳴り続いています。

信仰を持つ身ならここで、水が床下でとどまったことを、神や仏に感謝するところでしょう。無信心ものの店主でも、ありがたく思う気持ちに変わりはありません。まだ何やら騒然とした気配の残る中で、遅い夕食をとりました。

やっと人心地がついて部屋に向かったところ、家人から「お風呂がつかない。ガスメーターを調べて」という要請。庭に出て調べてみましたが、結局メーターが止まったわけではなさそう。

ガス会社に電話して分かったのは、給湯器に水が入ったのではないかということ。翌朝、懇意な店に電話して、見てもらうことにしましたが、給湯器取り換えも覚悟してくださいとのご託宣。観念して審判を待ちました。

RIMG3138結果は、安全装置が作動しただけだったと分かり、解除して一件落着。すわ大損害、となるところを、ここでもまた免れることができました。ひとまず、運が良かったと言っておくべきでしょう。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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