台風被害

ようやく秋らしいお天気。庭の土はまだ水気を含んで湿っぽいのですが、空気は乾いて気持ちの良い朝でした。

もともと荒れ放題の庭ですから、どこまでが台風による影響なのか、2日目になっても、あまりよく分かりません。

それでも、伸びすぎて枝先が垂れ、母屋の玄関の屋根に伸しかかっていた木槿の枝が、風に吹かれてずり落ちたらしく、玄関先を塞ぐようになっていたので、邪魔にならないように伐り落としました。

育ちすぎ、繁りすぎていて心配な大木が何本かあるのですが、幸いなことに、そちらは事なきを得ております。

狭い庭に不相応なほどの庭木が空を覆うさまは、まるで店内に増殖する未整理本の山と呼応しているようで、気が重くなるばかりですが、良い手立てが浮かびません。

結局、我が家の台風被害は、ガレージの屋根の波板が3〜40cmほど半円状に欠けてしまった程度で納まりました。経年劣化によって脆くなっていたうえに、留釘が抜けてしまっていたためでしょう。

さしあたって修理をするつもりはありません。やるとなれば、屋根を全部張り替えることになるでしょうから。

それより悔しいのは、台風が来るというその日、ディーラーから迫られて、車を半年点検に出したこと。「期末ですので何とか30日までに」という担当さんに、ほだされたのが仇となりました。

いつものように室内清掃とワックス洗車をしてもらったのですが、きれいになって戻ったのもつかの間、台風の一夜が明けると、車は再び泥だらけとなっていたのです。

それで済んだのが何よりだ、とは思っておりますが。