勉強ばかり

今朝は理事会のため、朝9時半に店を出発。

今期の理事会は、午前10時半が開始時刻です。店主の希望も入れていただきました。この30分が大変貴重で、おかげで朝、店に寄ってメールチェックや注文品の発送準備などを済ませてから、出かけることができます。

正午まで1時間半しかなくなりますが、なにも12時に終えなければならないという理由はありません。必要とあれば午後にかかっても、別段差支えはないでしょうから。

逆に、早めに切り上げようという意識が高まることで、無駄なおしゃべりが減るかもしれません。現に今日も正午までには、ほぼ議案の検討は終えることができました。まだスタートして2回目ということもあり、それほどややこしい案件がないからでもありますが。

ただし会議を終えてから、なにやかやと打ち合わせがあったりして、洋書会の会場で入札することができたのは、午後1時近くになっていました。

実は朝、理事会の開かれる7階会議室に上がる前に、一度、4階の市会場を覗いてはいたのです。ですから出品量が、かなり少なめであることは承知していました。

あらためて会場を回ると、出品点数もまた僅かです。このままスルーして、今日は早めに引き上げさせてもらおうかと思いながら見ていくと、あにはからんや、興味深い本が何冊か見つかりました。

全部で3百冊ほどの口でしょうか、4点に仕分けされていて、錬金術関係、美術史関係、エジプト関係、ギリシャ・ローマ関係と、それぞれ封筒が付いています。店主が注目したのは、前の2点。結局入札して、開札を待つことになりました。

午後3時まで待つ間に、せっかく待つ以上は落札しなければと、1点に、少し強い改め札を入れました。その結果、改めを入れた1点だけ落札。ただし改める必要はなかったことが分かりました。

改めなかったもう1点、こちらは逃してしまいました。いざ逃すと、急に惜しくなるものですが、これもまた勉強。しかし、いつまで勉強ばかりしているのでしょう。