2018年12月18日

歳末特選市終了

KIMG07402日間の立ち仕事で、腰が悲鳴を上げています。本年の洋書会歳末特選市は、期待をはるかに上回る出品量となりました。

昨日お伝えした想定をも超えて、開場の準備がすべて整ったのは午後2時を10分ほど回ったころ。いつものように午後3時の開札では、落ち着いて入札も出来ません。それで開札時間を15分遅らせて、午後3時15分からといたしました。

今回は日本書に面白い口があったこともあり、ふだんに比べて来場された同業が多かったのに、お待たせすることになってしまったため、開場後しばらくは、かつてないほどの賑わいでした。

店主が朝から取り掛かったのは、1番の大口の仕分けです。なにしろカーゴ7台。文学、歴史、思想と盛りだくさん。量が多すぎて、どう手を付けて良いか、方針を定めるまでが一苦労でした。

それでもどうにか作業が軌道に乗り、いくつかのテーマでまとめる間に、店主は自分で気になる本を、小さめの山にまとめて数口作ったのです。

そうして自分で作った小さめの山にだけ、札を入れておいたのですが、何しろあまりにも量が多かったため、店主の仕分けた口に興味を示す人があまりいませんでした。

その結果、自分で作った小さな山はことごとく落札する結果となり、一つ一つは小さかったのですが、開札終了後に集めてみると、結構な量になってしまったのです。

一方で、そうなってみると、大きな山の中に仕分け残してしまった本が、とても惜しく思えてきました。大きな山は、店主が仕分けた口の何倍もの量があっても、落札価格はむしろ安いくらい。

しかし欲張ってもきりがありません。今日手に入れた本だけでも、その置き場所に悩むことになるのですから。

konoinfo at 23:23│Comments(0)

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