2018年12月28日

一年納めの市

KIMG0751今日の明治古典会が本年最後の市。組合の業務としては昨日が年度末で、今日は中間決算日。例年は交換会をお休みにしていました。

今年も当初はそのように、交換会は木曜日までで終了という予定が組まれたのですが、そうすると、12月21日のクリスマス特選市のあと、新年は1月11日まで、明古の開催がないことになります。

それはいかにも寂しいということで、28日の開催を願い出て、組合から承認をもらい、今日の最終市が開かれることになったのでした。

しかし押し詰まって、今朝など交通量もぐっと少なく、せっかく市会を開いても人や品物が集まるだろうかという危惧はありました。

そんなわけで、少しでも開催してよかったと思える市になることを願って会館に来てみると、さすがに量こそ少ないものの、すでに最終台に商品が何点か乗っています。訊けばその筋では知られた、近代文学書や自筆本コレクターの一口が出品されているのでした。

結局、8点ほど並べられた最終台の商品は、すべてその一口もの。三島由紀夫『金閣寺』特製版とか、西脇順三郎の見たこともない限定10部の詩集など、充分話題を呼ぶものが並びました。

それだけに、この口がなかったら今日の市会はどうなっていただろうと思うと、事業部としては背筋に寒いものを感じたはずです。

同時に、こうしたコレクターがそのコレクションを整理したあと、次にそれを求める新たなコレクターが育っているのかと、そちらの方も心配なところ。

会にとったは、まずまずの最終市となりましたが、先行きにさまざまな不安を感じさせる一年の締めでした。


konoinfo at 19:30│Comments(0)

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