2019年01月22日

哀しきpleiade

早くも新年3回目の洋書会。あまり多いとは言えない出品量でしたが、とても目立つ出品がありました。

あのプレイヤード叢書が100冊ずつくらいにまとめられて3口。平台の上にずらりと並べられていたのです。全部で300冊以上あったでしょうか。

ただし、すべて函なし。さらに背には図書整理ラベル。つまり図書館廃棄本でした。閉鎖されたある学校図書館の旧蔵本だそうです。

出品封筒には「廃棄証明付き」とあって、どこからも文句が出ない除籍本であることをうたっています。

外国の書籍販売サイトを検索すると、ほとんどの書籍で、必ずといっていいほどex-libraryと表示された本が、頭の方に格安値段で並んでいます。

わが国でも、ずいぶん当たり前のことになってきましたが、個研費購入印などと違い、館蔵本の場合はタイトル頁に印があったり、後見返しに貸し出しカードポケットが貼り付けられていたりして、かなり売りづらい。

それでも値段さえ安ければ、というお客様がおられることも確かです。なかなか魅力的ではありました。

しかし店に並べて売るには向きません。即売会などで格安放出したいところ。残念ながら「秋の洋書まつり」まで保管する場所もなく、涙を呑んで諦めました。

KIMG0827果敢に落札していたのは、若手の同業です。労さえいとわなければ、商売のタネはいくらも市場に転がっている。腰をさすりながら、あらためてそう感じたのでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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河野書店

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