2019年01月24日

久々の邂逅

一昨日、店主が店を留守にしている間に、紙袋に本を10冊ばかり入れてご来店くださったKさん。

「明日またもう少し持って来ますから」といって帰られたそうですが、昨日はついにおいでになりませんでした。今朝も店主が出かける、お昼過ぎまでにはご来店なし。

ご高齢で、歩きぶりもかなりご不自由になってこられているようでしたから、おいそれと外出もままならなくなっているのではないかと案じられます。

それでも相変わらず新刊を買って読み、少し溜まるとお持ちくださるというパターンを続けておられます。現代の政治社会に対する強い問題意識をお持ちのようで、今回もトランプ本など、ビビッドなものが中心でした。

その中にあった一冊がこの『三島由紀夫と天皇』(菅孝行、平凡社新書)。昨年11月に出たばかりの本です。

kanKさんのお持ちくださる本は最新刊に近いものが多く、大変売り易いのですが、以前はことごとく大きな耳折りがあるのが難点でした。最近は店主の言葉を入れて「折らないようにしている」そうで、確かに折れのない本が増えました。

しかしこの一冊だけは、大小多数の激しい耳折りがあります。そこで売り物にするのを諦めて、店主が自分で読むことにしました。

実を言うと著者の菅氏には、50年近く前に一度だけお目にかかったことがあります。関西で学生をやっていたころ、仲間と作った一号だけの雑誌への寄稿依頼に上京し、早稲田のどこか事務所のようなところで短いやりとりを交わしたという覚えがあります。

そんな縁で、時おり著作に目を止めてはいましたが、長く遠ざかっていました。久闊を叙す気分で、読んでみようと思います。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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