2019年01月27日

規格外ゆうメール

お客様の依頼を受けて「日本の古本屋」で本を注文することがあります。

同業者とは言っても600店を超える数ですから、良く知った仲間から、名前だけしか存じ上げないようなお店まで、発注する先はさまざま。

同じ本が複数の店に出品されている場合、知り合いを優先したいのはやまやまですが、そこはお客様があること。しっかりと状態やら価格やらを、比較吟味して頼むことになるのは当然です。

こうした代行注文は、お客様から些少の手数料をいただいても、ほとんどの場合、それで商売になるというようなものではありません。

RIMG3378それでもお引き受けしているのは、実際に注文することで、他店の受注から発送までの段取りを、学ぶことができるという利点があるからです。

送られてくるメールの文面。同封されてくる書類。梱包の仕方から配送方法まで、それぞれに工夫が感じられ、何かしらのヒントをもらうことが少なくありません。

ただ、今日は少し違う驚きがありました。日本郵便が配達してくれたのは、クッション封筒に入れられた厚さ4センチを超える本。

その封筒には宛名の印刷されたシールが貼られているのですが、そこには「後納郵便」という文字のほかに「ゆうメール」という文字も印刷されていました。

昨年、ゆうメールの規格外が廃止されて以来、厚さ3センチを超える本をどうやって送るかは、本屋にとって最大の悩みとなっています。

このお店が、なぜ規格外のゆうメールを送ることができるのか。お尋ねしたら、教えていただけるでしょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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