2019年03月30日

ぶっつけ本番

東京で桜が満開になった——と発表されてから、昨日今日と寒い日が続いています。

せっかくドンピシャのタイミングで開催できた「神保町さくらみちフェスティバル」も、この寒さでは、人の出が悪いのではないでしょうか。

KIMG0931お天気に恵まれた年は花が終わってしまった後だったり、雨にたたられる年もあったりと、苦労続きの「春の古本まつり」。それでも頑張る同業に、心からエールを送ります。

さて今日は、東京のお天気よりも、鎌倉のお天気のほうが気になっておりました。というのも明治古典会の同僚が、もう15年以上も前に物故された高名な日本画家のお宅へ、蔵書の引き取りに出かけたからです。

別段、店主が気をもむ必要もないのですが、聞くところでは、この画家のお屋敷というのが、本を運び出すには、驚くほど不便な立地なのだそうです。

車を着けられるところから玄関までが相当な距離の上、舗装などされていない地道。本を積んだ台車などを押して移動ができるかどうか、下見をした当人によれば「微妙なところ」だと言います。

その動線の長さから、用心のため7名の同業にお手伝いを頼んだとか。車も運送屋さんのトラック1台のほか、自家用ワゴン車を2台。

ただし下見と言っても、車の置ける場所を確かめにいっただけ。肝心の蔵書については、事前に見ておらず、「書庫が2つ」と聞かされているだけらしい。つまり質も量も、まったく未知数。

無謀とも思える賭けに出たのは、百戦錬磨のベテラン業者の勘でしょう。ひとまず雨が降らなくて良かった。こうなれば、その手配が報われることを祈るばかりです。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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