2019年05月30日
個人作家の専門店
古い在庫を見直していて、懐かしい名前と対面しました。
本に挟まれていたメモ用紙ほどの大きさの紙には、レターヘッドのように店名や住所、電話番号、それに小さな版画も配されています。
店の名はClearwater Books、当時は英国のDorsetにあった古書店です。かつて送られてきた目録から、少しばかり注文した記憶があります。今から20年以上も前のこと。そのうちの一冊というわけです。
本については、またあらためてお話しするとして、気になったのはこの店が、今も続いているのかどうかということでした。
ネットで検索すると、ロンドンに同名の店が1件見つかりました。しかしその店の売りはSpecialising in Henry Williamson & Modern First Editionsとなっていて、なんだか違う店のようにも思えます。
それならばと、ご店主の名も入れて検索したところ、やはり同じ店がヒット。ホームページをよく見るとMeet The Clearwater Books Teamというリンクがあり、そこにその名があったのです。
一風変わったスタッフ紹介ですが、それによれば、どうやらお身内に店を任され、半ば引退されているような様子。ほぼ代替わりされたということでしょうか。いずれにせよ店は続いていたのでした。
かつては目録販売に力を入れ、日本の書店からも多くの注文を取っていたようで、市場に現れる本にその特色ある字体の値書きを目にすることもしばしばでした。さすがに今は、目録を送られている店はなさそうです。
それにしても作家個人を専門にするというのは、日本ではあまり考えられません。しかもこのHenry Williamsonさん、決して大作家ということでもなさそうなのです。Wikipediaによれば、ちょっと興味深い経歴の人ではありますが。
本に挟まれていたメモ用紙ほどの大きさの紙には、レターヘッドのように店名や住所、電話番号、それに小さな版画も配されています。
店の名はClearwater Books、当時は英国のDorsetにあった古書店です。かつて送られてきた目録から、少しばかり注文した記憶があります。今から20年以上も前のこと。そのうちの一冊というわけです。
本については、またあらためてお話しするとして、気になったのはこの店が、今も続いているのかどうかということでした。
ネットで検索すると、ロンドンに同名の店が1件見つかりました。しかしその店の売りはSpecialising in Henry Williamson & Modern First Editionsとなっていて、なんだか違う店のようにも思えます。
それならばと、ご店主の名も入れて検索したところ、やはり同じ店がヒット。ホームページをよく見るとMeet The Clearwater Books Teamというリンクがあり、そこにその名があったのです。
一風変わったスタッフ紹介ですが、それによれば、どうやらお身内に店を任され、半ば引退されているような様子。ほぼ代替わりされたということでしょうか。いずれにせよ店は続いていたのでした。
かつては目録販売に力を入れ、日本の書店からも多くの注文を取っていたようで、市場に現れる本にその特色ある字体の値書きを目にすることもしばしばでした。さすがに今は、目録を送られている店はなさそうです。
それにしても作家個人を専門にするというのは、日本ではあまり考えられません。しかもこのHenry Williamsonさん、決して大作家ということでもなさそうなのです。Wikipediaによれば、ちょっと興味深い経歴の人ではありますが。
konoinfo at 19:30│Comments(0)│
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