2019年06月28日

幹事最後の明古

組合の事業年度に合わせて、明治古典会の一年が今日で終了しました。店主にとっては、二年連続でお引き受けした幹事(役員)も、今日でお役御免となったわけです。

しかし火曜日からは七夕大入札会の一週間。これが終わらないことには、ひと息つくことはできません。今日も市会が終わってから、さっそく地方荷を開梱し、付け合わせをして陳列用のカーゴに納めるという作業がありました。

今日は組合の年度末清算日でもあり、本来なら市会も休みとなるところですが、そうすると明古の通常市が2週開かれないことになります。

RIMG3823そこで利用者の便宜のため、事業年度上は既に期が変わった、新年度事業として、今日の市を開催することになったのです。

いわばおまけの市ですから、あまり荷が集まらないだろうという予測を裏切って、点数はともかく、質の上では、先週の特選にも劣らぬ優品が集まりました。

吉田博の版画、イナガキタルホの草稿、樋口一葉の短冊などは、七夕に出てもおかしくなかったでしょう。

そんな中で店主が注目したのは、ある寄せ書き帖。大正2年、欧州留学をひかえて、様々な人に一筆お願いしたもののようです。その中には夏目漱石、新渡戸稲造、狩野亨吉、伊東忠太、寺田寅彦といった錚々たる著名人の名が見られました。

その落札価は、店主にはとても書けない金額ではありますが、もし真筆であれば、かなりなお買い得という価格。確信を持って入れた札ではないのかもしれません。自筆ものの判断の難しさを、つくづく知らさた次第です。

konoinfo at 21:26│Comments(0)

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