2019年07月04日

地図を陳列する

恐れたほどの荒天にはならず、それでも雨のため混雑して遅れ気味の井の頭線に乗って、こちらは意外に空いていた半蔵門線に乗り換え、集合時間の午前10時には余裕で間に合いました。

KIMG1072明日から始まる下見展観の会場に、商品を陳列するのが今日の仕事です。

店主の担当は目録と同じく、いつもながらの地図。今回は出品点数が少なかったので、経営員のB君と二人だけでの作業です。それでも昼食をはさんで午後1時半には、最後の検品まで終わってしまいました。

確かに点数は少ないのですが、会場にきれいに並んだところを眺めると、なかなか見ごたえがあるコーナーになったと思います。

地図という商品の特性は、畳んだり丸めたりすれば小さくまとまるのですが、広げるとなると大変に場所を取るという点にあります。すべて広げたのでは、いくら場所があっても足りません。かといって畳んだままでは、まったく見栄えがしない。

そこで、全体のスペースを見ながら、どれをどのくらい目立たせるかという按排が、もっとも難しいところです。

その意味では、今回は割合上手くまとまった気がしています。ただし、いかんせん商品知識が欠けておりますから、見映え重視。かつて一緒に地図部門を担当した専門書店の先輩がご覧になったら、まるでなっていないと顔をしかめられるかもしれません。

他の部門では、予定していた午後3時の作業終了時間になっても、まだ並べ切らずに悪戦苦闘というところもありました。その時間からは報道関係のプレビューが始まり、何人かの取材陣が入ってこられましたが、その対応は広報部にお任せすることにして、店主は30分ほど会場を見回ったのち、退散させていただいたのです。

かりに地図のところでご質問を受けても、お答えもできませんから。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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