2019年07月16日

予想外の入荷

他県のお客様から、本を2箱送っても良いかというメールをいただきました。1週間ほど前のことです。

やり取りを重ねるうち、この際まとめて12箱ほどを処分するというお話になり、それならばと、東京古書会館に直接お送りいただくようお願いいたしました。

今朝、会館に行き、2階の出品準備室を覗くと、ちゃんと届いております。さっそく4階へ運んで開梱。午前中一杯をかけて仕分けいたしました。

RIMG3739ようやく9点に分けて封筒をつけ、同業の入札を待ちましたが、なかなか札の入りが渋く、結局売れたのは1点だけ。残りは小店で買い取ることになりました。

決して無理な札を入れたわけではありません。これなら十分商売になるはずという金額を入れておいたのですが、その上の値で買おうという人が現れなかったということです。

結果で見ると、初めから小店に送っていただいても変わりなかったようですが、広い場所で整理できたことで、この先の手間が随分省けました。明日届いたら、さっそく店に並べていくつもりです。

と、ここまでは想定内。ところが今日の洋書会、思いもつかない読み物系文庫の大量出品があったのです。時代小説文庫も、いくつもの山にされています。そのうちの2点に札を入れたら、2点とも落ちてきてしまいました。

それぞれ9本口、あわせて18本。400冊以上の入荷ということになります。明日のコショタンによる配送が、俄かに大変なことになりました。せめて雨間にやってきて欲しいと願っております。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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