2019年08月28日

新たな課題

東京都古書籍商業協同組合の第74回定時総会は、無事成立し、滞りなく終了いたしました。

済んでみればいつものごとく、なんのことはない取り越し苦労だったわけですが、これもいつものごとく定刻の午後4時近くになっても、会場には数えるほどの出席者。事務局から事前に出席通知の数を聴いていなければ、不安の頂点というところでした。

さて議事のほうは、ほとんど質問らしい質問もなく淡々と進み、午後6時より10分ほど前に閉会。これが会社の株主総会なら、経営責任を問われ紛糾するのが必至でしょう。前年比で大きく減益となったのですから。

RIMG3910しかし協同組合は、いわば全員が経営責任者です。事業の活性化、収益の増加は組合員一人一人の努力にかかっています。出席するほどの人は、そのあたりの理屈はとうに承知。そこで静まり返った総会となったというわけでしょうか。

総会が静かなまま終わったのはともかくとして、そのあとの懇親会への参加者が少なかったのは寂しいことでした。

昔は、これを楽しみに総会に来られる組合員も少なからずおられました。しかし近年は、会議が終わると早々に帰られてしまう人が多いようです。

今回も充分レベルの高い『新世界』のケータリング料理が、かなり残ってしまったのは、組合員の食が細くなったわけではなく、食べる人の数が少なかったからでした。その証拠に、北京ダックとアワビの煮込み料理は、きれいに片付いておりましたから。

懇親会の参加者を増やすことが、今後の課題です。

konoinfo at 21:00│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives