2019年09月19日

消費税

消費税率アップの10月が迫って参りました。

「日本の古本屋」の対応は以前にもお伝えしたとおり、次のようになっております。

9月30日から10月1日へと日付が変わる頃、システム運営会社の手によって、一律に販売価格の改定が実施されます。

その方式は現在の価格を1.08で割り、それに1.1を掛ける。その際に1円単位の数字が出たら切り捨てる。

ごく真っ当な数式ではありますが、もちろん気に入らない同業も、いるかもしれません。店主がそうであるように、価格改定などしなくてよいという人だっているでしょう。

RIMG3941ですからこの一律変換は、それを望まない古書店には施されません。

ただし、そのことを連絡するに際して、大きな過ちをおかしてしまったのではないかと、今日の「日本の古本屋」事業部会議で取りざたされました。

その連絡というのは、この「一律変換を望まない人」に対して「管理画面から申請をするように」と求めたのです。

あとから考えれば、これは逆でした。変換を望む人に申請を求めればよかったのです。

現に今、およそ3分の1程度から「変換不要」の返答が届いているのですが、まだ相当数が今回の連絡を見ていないか、見ても理解していないと思われるからです。

よく分かっているはずの古本屋の習性を、考慮しなかったというほかありません。

konoinfo at 21:20│Comments(0)

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