2019年11月05日

読書週間は続く

神保町の駅を出て靖国通りを歩くと、祭りの後の寂しさが漂っているかと思いきや、お昼時だったこともあって、人の賑わいはいつもどおり。

祭り疲れでお休みにした古書店もあったのですが、食べる店を探し歩く通行者にとって、神保町は本の街でなく食の街。本屋だけで出来上がっているのでないことが、今更ながら分かります。

試みに、行き交う人に「東京古書会館はどこですか?」と尋ねて、果たしてどれくらいの方が答えられるでしょう。

店主がその古書会館に向かったのは、もちろん洋書会のため。出品は少ないだろうと予想して行ったのですが、そして確かに多くはなかったのですが、地方から西洋古典の一口が入っていて、少ないなりに形はついておりました。

これが今日でなければ、店主ももう少し入札する気分になったはずです。しかし、もし落札すると明日のルート便で運ばれてきます。

RIMG4026目下店内は「洋書まつり」に出品する本で、棚の下半分は隠され、通路も狭められている状態。収納する余地もなければ、整理する時間もありません。

指を咥えて、とまでは行きませんが、入札を我慢。結局、ただ見に行っただけに終わりました。

さて「青空古本まつり」は終わりましたが、読書週間はまだ続きます。なんでも11月9日までとか。まさに「洋書まつり」がそのフィナーレを飾ることになるわけです。

沢山のご来場があることを、心より念じております。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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