2019年11月17日

状態説明について

本の値付けをしようという時に、まずネットで調べることが、ほとんど習慣となってしまいました。

そんなことなら誰にだってできる仕事ではないかと、我ながら情けない気がいたしますが、まるで無視するわけにも参りません。

大抵は、がっかりするほど安い値で売られていることが分かるだけですが、だからこそ、稀に良い値がついている本まで見過ごして安売りすると、ほとんど利益が出なくなってしまうからです。

もちろんネットで高い値がついている本が、売れる本だとは限りません。売れなくてもともと、という素人値付けもあるでしょう。

RIMG4045日本書なら、そのあたりは経験で見分けられるのですが、洋書となると、それが本当に付いている価格だけの値打ちのある本かどうか、判断がつかないことの方が多い。

そこで、そういう時は最安値より、さらに安い値をつけて売ることにしております。戯れに「世界最安値」などと称したりして。

逆に、名著や基本図書などは、外国のサイトを見ると、タダ同然のものから無数に出品されています。その場合は、安売りしている本の状態をチェックして、無視できるものを潰していき、対抗できそうな価格を付けます。

実は今日お話しようと思ったのは、その状態説明の用語についてでしたが、前置きで終わってしまいました。また改めて、取り上げたいと思います。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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