2019年11月18日

注文書リスト

RIMG4044「私は本を買いたいです」

まるで店主の英語並みのカタコト日本語を発せられたのは、中国の方でしょうか、小柄な若い女性。帳場の前に立つと、おもむろにiPhoneを取り出して画面を開き、店主の方に差し出しました。

見ると、横文字が並んでいます。受け取ってスクロールして行くと、ドイツ語とフランス語の本が全部で8点。さいわい在庫番号が表示されていましたので、とりあえず小店の自店在庫管理システム(ZIZAI)に打ち込んで検索いたしました。

すると現れたのは8点中の5点だけ。どうやら「日本の古本屋」ではなく、小店のホームページカタログで見つけられたようです。急いでHP在庫も確認しました。確かに掲載されていますが、在庫記録を見ると、そのうちの2点はすでに売り切れております。

ご来店になったのは昨日の午後5時半過ぎ。まず店内に在庫していた2点だけを見つけ出し、あとは「時間がかかるので明日また来ていただけませんか?」とお願いいたしましたところ、ご了解いただき、その2点をお買い上げになって帰られました。

さて在庫があるはずの残り4点が、はたして見つかるかどうかは、かなり不安でした。なにしろHPにしか載っていなかった3点は、かなり古い登録で、しかもそのうちの1点が売れた日付は10年前のものです。

それでも4点とも保管場所が記されており、今朝ゆっくり探すと、無事見つかりました。

ご注文リストをいきなり出されても、すぐには揃えられないということを、日本語の良く通じないお客様に、どうお伝えしたものか、一時は大変焦りました。初めから英語モードなら、もう少し説明もできたのでしょうが。

それにしても気になるのはAugustinus、Schelling、Hegel、Girard、Derridaといった本が必要なのは、この女性ご自身なのかどうかということです。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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