2019年11月28日

歴史の難しさ

最初の稿ができたのは、今月初めの頃です。一応、目安とされている枚数は書き上げました。

しかし読み返しているうちに、だんだんと気分が沈んできました。ひとつも面白くないのです。とてもこのまま出すわけにはまいりません。

書くことを求められているのは洋書会百年史(の後半50年をコンパクトにまとめたもの)です。淡々と史的事実を羅列して、その結果つまらなくなるのであれば、それはそれで仕方ないと思います。

RIMG4050しかし実際は、そうした史実の記録がすこぶる乏しいため、見つかった材料だけを、捏ね上げたり引き伸ばしたりして、枡目を埋めていっただけという格好です。

その結果、洋書会史というよりは、洋書会論とでもいうべきものになってしまいました。それも生煮えの。

あちこち手直ししているうちに日が経ち、ますますひどいものになっていくようです。思い切って全面改稿に踏み切りました。

その間にも、史実の採集を心掛けたのですが、なかなか材料は増えません。

結局トピックを1つ2つ増やすことができただけ。それを時代順に並べて書くのが精いっぱい。それだけのことでも、事実を確かめるのに手間取って、もう時間切れになりそうです。

歴史を書く難しさを、今さらのように知りました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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