2019年12月05日

間の良かった話

IMG_20191201_075713昨日のこと。あちらこちらと、しばらく店内の棚をご覧になっていたお客様が、帳場に来られて「探してる本が見つからないのでお尋ねします」とスマホを操作し始めました。

「それはウチにあるはずの本のことですか?」とお尋ねすると「ええネットで見たのです。2冊あるのですが」そうおっしゃって、それぞれの書名をあげられました。

1冊は翻訳小説で、こちらは題名を聞いただけですぐ分かり「ございます」。「裏にある場合が多いのです。もっと早くにお尋ねいただければ」と申し上げますと「そうですね、でも棚を見ているのも面白いので」とのお答え。

もう1冊は洋書でした。スマホを差し出され「『去年マリエンバードで』です」。こちらも記憶がありましたが、ZIZAIで調べると、なんと1年以上も前に「日本の古本屋」で販売済。

お客様がご覧になっていたのは小店のHPカタログ。またしても在庫管理のミスかとお詫びし、ともかくもあった本と他の何冊かをお買い上げいただきました。

お帰りになったあと、どうもまだ在庫があったような気がするので、もう一度データを良く調べてみると「日本の古本屋」の本とHPカタログの本は別物です。やはりどこかにあるはず。

さいわいなことに古いデータベースに保管場所が記録してあり、探してみると見つかりました!

お客様には二重に申し訳ないことをしたと反省しておりますと、電話が鳴り、出るとそのお客様。「間違って別の本を買ってしまったのですが、取り替えてもらえますか?」

「もちろん」とお答えしたあと「実は」と続けると、大層お喜びになり、今朝一番にお越しになって、さらに何冊かお買い上げくださいました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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河野書店

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