2020年01月15日

歳月不待人

坪内祐三さんの訃報を聞いて、なないろ文庫のことを思い出しました。

店主が坪内さんの面識を得たのは、『彷書月刊』の、何かの集まりを通じてだったはずだからです。初めがいつだったかは思い出せません。いずれにせよ飲み会の席でした。

坪内さんについては、店主よりはるかに親しい本屋さんが何人もいますから、今さら店主が言うようなこともありませんが、一番最近お目にかかったのは、昨秋の「洋書まつり」会場でのことでした。

ひと言ふた言、言葉を交わしましたが、その内容も今となっては定かでありません。

RIMG4070ななちゃんを思い出したのには、もう一つ理由がありました。享年61と知って、あるいは田村七痴庵と同じではないかという気がしたのです。

調べてみるとやはりそうで、今から9年前の2011年。彼は店主と同年ですから、その年に61歳になるはずでした。月も同じ1月、新年早々の7日に通夜があって、参列したことをブログに記しております。

同年の朋輩を送る時にも早過ぎると思ったものですが、10歳近くも年下の知人の逝去を知らされると、より一層その気持ちが強く感じられます。そしてその間に9年の月日が流れていたことにも、あらためて驚かされるのでした。

歳月不待人——開業の挨拶にこんな文句を葉書に印刷して知友に配ってから、37年が経とうとしています。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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