2020年01月18日
明古のち新年会
昨日の新年第2回となる明治古典会も、出品量は少なめでした。先週に続いて3階だけでの開催。
しかし今回は明古らしい近代文学関係の口が出ていて、見て回るだけでも楽しい市でした。
とりわけ最終台に置かれていた薄い3冊の雑誌。月刊雑誌『月曜』というのがそのタイトルですが、不勉強な店主にとっては、見るのも聞くのももちろん初めて。しかし表紙に刷られた目次を見るだけで、それが只者ではないことくらいは分かりました。
編集者は尾形亀之助、出版は恵風館。大正15年という刊年が記されています。
執筆陣には島崎藤村・室生犀星・宮沢賢治・佐藤春夫・稲垣足穂・武井武雄など、ビッグネームが目白押し。6号までの発刊が確認されているそうです。1冊50頁弱の薄い雑誌ですが、大正末期の文壇・詩壇の、貴重な資料であることは間違いありません。
昨日は夕方から洋食の『七條』で、長年恒例となっている旧理事会の新年会がありました。年に一度しか会わない仲間もいて、歓談に花が咲いたのですが、石神井書林の内堀さんもメンバーの一員です。
たまたま席が隣り合って、話題は自ずと『月曜』を初めとする、その日の市場のことに。
店主とは違い、彼にとっては専門分野です。先週の宮沢賢治の名刺もふくめ、興味深い話をいろいろと聞かせてもらいました。そして、市場というのは何が出てくるか分からない、本当に面白いところだと、今さらながらに肯き合ったのでした。
しかし今回は明古らしい近代文学関係の口が出ていて、見て回るだけでも楽しい市でした。
とりわけ最終台に置かれていた薄い3冊の雑誌。月刊雑誌『月曜』というのがそのタイトルですが、不勉強な店主にとっては、見るのも聞くのももちろん初めて。しかし表紙に刷られた目次を見るだけで、それが只者ではないことくらいは分かりました。
編集者は尾形亀之助、出版は恵風館。大正15年という刊年が記されています。
執筆陣には島崎藤村・室生犀星・宮沢賢治・佐藤春夫・稲垣足穂・武井武雄など、ビッグネームが目白押し。6号までの発刊が確認されているそうです。1冊50頁弱の薄い雑誌ですが、大正末期の文壇・詩壇の、貴重な資料であることは間違いありません。
昨日は夕方から洋食の『七條』で、長年恒例となっている旧理事会の新年会がありました。年に一度しか会わない仲間もいて、歓談に花が咲いたのですが、石神井書林の内堀さんもメンバーの一員です。
たまたま席が隣り合って、話題は自ずと『月曜』を初めとする、その日の市場のことに。
店主とは違い、彼にとっては専門分野です。先週の宮沢賢治の名刺もふくめ、興味深い話をいろいろと聞かせてもらいました。そして、市場というのは何が出てくるか分からない、本当に面白いところだと、今さらながらに肯き合ったのでした。
konoinfo at 18:30│Comments(0)│
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