2020年02月24日

歳のせいには

KIMG1324昨日の夜、店を閉めてから車で家に向かう途中、ふいにあることが気に掛かりはじめました。

帳場の足元に置いてある電気ストーブ。そのスイッチを切っただろうかということです。

こういう時の常として、思い出そうとすればするほど、記憶があいまいになっていきます。

日中つけていたことは間違いありません。暖かな日でしたから、ドアを閉めただけでエアコンはつけませんでした。開けておいてもいいくらいでしたが、家人が花粉症で苦しんでいるので閉めたのです。

それでもじっと座っているとさすがに足元が寒く、少なくとも夕方には、スイッチが入っておりました。店を閉める作業に入る前に、それを果たして切ったか。いくら考えても、答えは出ないまま。

結局どうしたかと申しますと、家に戻って晩酌抜きで夕食を取ってから、もう一度店に確かめに行きました。不安を抱えたまま一晩過ごすよりましですから。

ストーブは当たり前のように消えておりました。

『中島文雄教授還暦記念論文集』(研究社・1965年)のおしまいの方(第3部)に、朱牟田夏雄先生の「記念論文集の隅っこに」という小文があります。

なぜそんなものを読んだかの説明は省きますが、その中に中島先生が斎藤勇先生の古希を祝う集いの席で「七十などはこの頃ではそう珍しくない、人生七十近ごろ多し…近ごろ多しだからコキではなくキンタの祝い」と挨拶をされたことを紹介しています。

受けたかどうかは定かではありません。しかし斎藤先生の古稀というと一体いつ頃だろうと調べてみたところ、1957年だと分かりました。

物忘れを歳のせいにはできませんね。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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