2020年03月22日

字が下手

IMG_20200321_075909何かの折に息子から「父さん、昔はもう少し字が旨かったんじゃない?」と言われたことがあります。頼まれて、書類に住所や氏名などを、書き入れていた時のことでしょう。

自分でも、ずいぶん字が下手になったという感じは持っていましたから「視力が悪くなったせいじゃないか」と、その時は答えたのでした。

こういうと、前はきれいな字が書けたと、自慢しているように聞こえるかもしれません。もちろん、そんなつもりは毫もないのですが、最近、古い書類を整理していて、昔の自分の字に再会しました。

30年ばかり前のものでしょうか。なるほど今より、よほど整った字です。いわゆる美文字などとは間違っても呼べませんが、何より、書き慣れた字に見えます。

すでにワープロなどは使っておりましたが、まだ日々、自らの手で文字を書く機会が多かったからでしょうか。その後、急速に手書きが減り、キーボードを叩かないと、文章も綴れないほどになりました。

脳の言語処理スピードと、指先を動かすスピードが、うまく一致しなくなったのかもしれません。あるいは老化も加わって、書き慣れていた頃の感覚では、指先がついて行けないのかも。

考えてみれば、手書きの便りなどというものは、もう長いこと出した記憶がありません。せいぜい短い添え書き程度のものだけで。

ふと何人か、古い友人の顔が思い浮かびました。今さら旨い字を書きたいなどとは思いませんが、手紙でも書いて、コロナは無事かと尋ねてみましょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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