2020年03月24日

ああイタリア

新型ウイルスの話ではありません。

IMG_20200324_075835今日の洋書会、お昼に会館に着き4階の会場まで上がると、最近にない大量の出品が平台を埋めています。まだ仕分けが終わっていない状態。

カーゴ8台という、イタリア史を中心とした一口の出品があったのだそうです。ですから8割がたはイタリア語の書籍。ソフトカバーが多いのですが、しっかりした、しかもどことなく垢抜けたデザインの、いかにも定価の高そうな本が目立ちます。

しかしいかんせんイタリア語です。我が国における洋書のマーケットは、稀覯本などを別とすれば、日本書の5%程度ではないかと検討をつけたことがあります。根拠に乏しい数字ですから、比喩としてお考え下さい。

さらにその洋書の中でも、英語の本が占める割合が圧倒的で、フランス語、ドイツ語のマーケットは遥かに小さい。ましてやイタリア語に至っては、文学書などのテキスト類ならともかく、研究書となるとほとんど古書の需要は見込めません。

結局買い手がついたのは、全体量の半分以下でした。逆に言えば、よくそれだけ売れたとも思います。買った業者は、またその中から生かせるものを自分で選別することになるのでしょう。

学術書の世界においては、重要な文献も多いイタリア語です。スペースさえあれば取っておいて、外国相手にネット販売という手立てもありそうな気がします。

しかしそれは店主の仕事ではない。そう考えて断念しないと、古書の世界はどこまでも際限がありません。

英語で書かれた研究書と、古典テキストの対訳シリーズもの。その2点に絞って入札し、落札できました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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河野書店

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