2020年05月16日

インフラを守る仕事

もうすっかり昔の話に思えますが、去年の秋は2度も続けて台風禍に見舞われました。

最初が9月の15号で、強風のため電気の引込線が引っ張られて、IMG_20200514_080731陋屋の壁から外れてしまいました。次が10月の19号。この時は予想に反して風より雨が脅威となった台風で、小店のコンテナ倉庫が浸水被害に遭ったのでした。

その一つ目の台風のあと、壁から外れて宙ぶらりんになった引込線を、何とかしなくてはと思っているうちに、過去最大級の呼び声高い19号が近づき、いよいよ明日にも上陸かという日に、業者さんに頼んで応急処置をお願いした顛末は、ブログにもご報告しています。

それが応急処置であることは、業者さんから何度も念を押されていたのですが、その後、何の措置も講じないまま今日にいたりました。

しかし今日、関電工さんの一団がやって来られ、壁にしっかり取り付け直してくださいました。

きっかけは2週間ほど前の朝、家の前を掃き掃除していると、東京電力の方から、高く伸びて電線にかかっている我が家の泰山木の枝を、伐ってよいかという質問を受けたことです。

ぜひお願いしたいと申し上げると、しばらく周りの様子を見て、やがてその電線から枝分かれして、奥まった我が家に引き込まれている線を調べ始めました。

その線も、伸び放題の木々に覆われています。「こちらも伐らせていただけますか」「喜んで」となって、さらに見るうちに例の応急処置に目が留まりました。「これも直させていただくことになります」

かくして先週土曜日に邪魔な枝が払われ、今朝、ついに引込線の張り直しが挙行されたという次第。途中からは雨の中での作業となりました。エッセンシャルワーカーの皆さんに、ただただ感謝です。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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