2020年05月17日

コロナ後の交換会

ほかに頼るべきものがないのだから仕方ないと言うことでしょうが、緊急事態宣言の解除に向けて、いくつかの数値目標が掲げられています。

それらが信ずるに足りる指標かどうか、門外漢の店主には判断がつきませんが、ともかく外に出るための口実が必要なのでしょう。

その意味で「出口戦略」というのは、言いえて妙だと思います。「ロードマップ」などと恰好をつけている場合ではありません。自粛が解けたとして、その先の道筋が見えているわけではないからです。

ともかくドアを開けて外に出る。そこからは恐る恐るの手さぐりが、当分続くことになると思います。

明日、大阪組合では市場が再開されます。府の休業要請解除を受けての動きですが、出品陳列はすでに事前に済ませており、入札日は入札だけ。開札は翌日で、関係者以外は入れずに行うそうです。

その開催要領を見ると、参考にできる点もあれば、採り入れるのが難しい点などもありますが、果たしてどんな市会となるのか、関心を持って見守りたいと思います。

RIMG4270いずれにせよ、すばやく再スタートに踏み切れたのは、大阪組合の底力でしょう。この先、どのように続けていくのか、その工夫も、すでに考えておられるはずです。

東京組合も、2週間先を見据えて、準備や調整が始まりつつあります。さまざまな感染予防対策も、提案されています。

店主はひそかに、入札のデジタル化に踏み切る良いチャンスだと思っているのですが、これについては今のところ、あまり良い反応は得られていません。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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