2020年05月25日

古めかしい

卒爾ながら——などと始まるメールが届いて、一瞬何ごとかと思いました。

しかし先を読んでみると、その内容は、小店が出品しているある戯曲全集に、どんな戯曲が収録されているか、その題名を「ご教示戴ければ幸いです」というものでした。

言葉遣いは実に丁重、というより古めかしく「もし、よろしければ、一考を戴きまして、この段お取り計らい頂ければ大変助かります」と続きます。

IMG_20200524_151816さらに「ご検討の程何卒宜しくお願い申し上げます」とも。

至って低姿勢ではありますが、尋ね方が違うのではないかと店主は思いました。2巻の全集ではありますが、その題名を全て打ち込むには手間がかかります。そこで「もしお探しの戯曲があるなら、その題名をお知らせください」という返信を出したのです。

出した後で、ふと気づきました。目次頁を写真に撮り、画像をお送りすれば済むことではないか。古めかしいのは店主の方だと反省し、2枚の画像を添付して再度メールいたしました。

翌朝早くに返信が入っておりました。

早速に目次画像をご手配戴きまして、誠にありがとうございます。
小生が探しております戯曲が見当たりませんでした。
大変申し訳ありませんが、今回失礼させて頂きたくお願い申し上げる次第です。
誠にありがとうございました。
取り急ぎのご報告と御礼のみにて失礼いたします。


konoinfo at 18:30│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

平日午前10時〜午後7時、土日祝日は午前10時から午後6時まで、毎日営業いたしております
Profile

河野書店

Archives