2020年06月24日

気分を害した

両手に一つずつ大きなバッグを提げて店に入ってこられた女性に、荷物置き台をご案内しました。「どうぞこちらに置いてください」と。

無言でその台に二つのバッグを置かれる様子をふと見ると、マスクをつけておられません。

そこで「マスクはお持ちじゃないですか」とお尋ねしたところ、「ありますよ」とおっしゃって、置いたばかりの荷物を手に持って、そのまま表に出て行かれました。

どうやら気分を害されたようです。持っているけど、着けろと言われて着けるのは癪に障る、ということだったのでしょうか。

これまで何人かにマスク着用をお願いしました。お持ちでなく、残念そうに帰られるか、慌ててカバンから取り出してお着けになるか、そのどちらかでした。

IMG_20200624_074931世の中には気難しい方もおられます。しかしこれは、小店の取り得る最低限の感染防止対策として決めたこと。ご納得いただけなければ、お引き取り願うしかないでしょう。

ふと思い出したことがあります。

店主が開業した当時は、タバコを咥えながら店に入ってこられるお客様がおられました。その頃は特に珍しいことではなく、それを防ぐためには、あえて「店内禁煙」という貼紙をしなければなりませんでした。

「タバコご遠慮ください」と言うと、不機嫌そうに黙って引き返すお客様もおられました。

もっともさらに昔、五十嵐さんに勤めていた頃は、帳場に灰皿が置いてありました。お客様用というよりは、喫煙者であった店主がもっぱら利用していたのです。

マスクも、いずれ思い出話になるのでしょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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