2020年07月23日

昔はボロ儲け?

RIMG4381一昨日の洋書会。それほど多くはなかったのですが、言語学、経済史、英米文学といった口物が出ていて、半ば気まぐれに札を入れたら、落ちてきてしまったものがありました。

ビアトリクス・ポターに関する本ばかりを集めた口です。厳密にいうと1冊は、ポターと直接関係のない児童向け詩集でしたが。

英米文学の一口の中から、荷主さんが選び出して仕分けたものと思われます。ポターの書いたものでなく、ポターについて書かれたものですから、必ずしも一般向きではありません。

かと言って研究書というほどのものも少ない。それであまり札が入らなかったのかもしれません。ともかく店主に落ちました。

昨日、組合ルート便で届いていて、1冊ずつ状態などを改めて見ました。新本で買ったらしいものと、古書で買ったものとがおよそ半々。

日付や購入した店などが鉛筆で書き入れられている本も多く、それで分かった限りでは、平成4年から同11年頃にかけて、お集めになったもののようです。

店の売価が残っている本もあって、中には、今から見ると驚くような値が付いているものもありました。店主が落札した価格は、ある1冊の値段の、半分にも届きません。

しかしそれも道理。店主がその本に付けることにした値段は、見返しに書かれていた旧売価の10分の1です。

こんな例は洋書にはいくらもあって、小店の古いラベルが残っている本を手に入れられたのか、顔を合わせるたびに「ボロ儲けの証拠を握っている」と、冗談をおっしゃる同業さえおられるのです。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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