2020年07月25日

「大思想」の不思議

先日、車で数分というご近所に宅買いに伺って、少しばかりの本をお引き取りしてまいりました。

書棚には、もっとたくさんの本が並んでいたのですが、今回は選ばせていただきました。狭い階段を上った3階ということもあり、雨も降っていたりしましたので。

お引き取りした中には「世界の大思想」(河出書房新社)シリーズもありました。不揃いながら比較的状態が良かったため、つい運び出してしまったのです(それにこれらは1階部分にありました)。

並べるのに必要なスペースを考えると、効率の良い商品とはいえません。それでも思想の基本図書ともいうべきラインナップを目にし、置いて来るに忍びなかったからです。

気になる数巻があり、参考のため「日本の古本屋」で検索してみたところ、ほぼ予想したような価格帯でした。

IMG_20200713_075710それよりもこのシリーズには、不思議な点がいくつかあること気がつきました。まず「河出書房」と「河出書房新社」が混在していること。データを取る際に間違えたのかと思いましたが、実際に刊記がそうなっているものがあるようです。

新社となったのは昭和37年、シリーズ刊行開始は昭和41年。何か事情があったのでしょうか。

さらにWikiでは、このシリーズにはオリジナル版、新装版、ワイド版の3種があるとされていますが、もっと別の種類があるようです。

例えばカール・バルトには、-13と、33と、41という3つの巻号のものがあるのですが、新装版にも、ワイド版にも入っておりません。

こんなことに気がついたのは、店主の引き取って来た本には月報が一つも入っていなかったため。何度かセット販売され、それらには初めから月報がなかったということのようです。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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