2020年07月28日

もっと洋書を

洋書会は7月最後で特選市。ネット入札の出品が並び、追加の商品も並んでおりましたが、ほとんどが単品か、せいぜい数冊単位。数10冊あるいはそれ以上まとめて、というような本口、大山は、まったくありませんでした。

ふだんの洋書会からすると珍しいことです。特別高価なものこそありませんでしたが、量に比べて点数が多く、それなりの出来高には、なったと思います。

そんなわけで会場には白っぽいものより、黒っぽいものが目立ち、文学、美術、挿絵本など、20世紀前半までの本が大半でした。

RIMG4397最近少しずつ洋書会への来場者が増えていて、喜ばしい傾向です。自分たちでは門戸を広げているつもりでも、傍からはどうしても閉鎖的に見えてしまうのが専門書市会ですから。

今日も古手の会員などは、初めて名を聞く業者の落札があると、そのたびに「どの人?」と会場を見まわしたりしておりました。

古本という世界の中で、ジャンルにとらわれず、いろいろなものに興味を持つことは悪いことではありません。やがてそれぞれが、自分なりのスタンスを持つようになり、手を出すもの、扱うものが絞られていくのでしょう。

その中から、本格的に洋書の世界に踏み込もうという、新たな業者が現れないとも限りません。たとえ商売の一端としてでも洋書を扱う人が増え、洋書会を覗こうという人が増えることを、会としては大いに望んでおります。

そのためにも、ふだんの市に、もっと様々な洋書が数多く出品されることが必要だと思うのですが、なかなか思い通りには行かないのが現実です。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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河野書店

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