2020年08月02日

駒場頼み

一昨日2箱、昨日1箱と、本が届きました。どちらも、何度もお送りいただいている方からです。

昨日の1箱は関西からで、もう2年越し。これまでで、都合20箱ほどにもなるでしょうか。あるいはもっとかも知れません。小店開業時分に院生で、良くご来店いただいた方が、お父上(元大学教授・故人)の蔵書を整理して送ってくださっています。

当初予想した以上に幅広いご蔵書で、英文学から音楽関係まで、様々な本が送られてきます。残念なことに保存状態にいささか難のあるものが多く、ある程度まとまった評価額となった時点で、送金、清算しています。

2箱は、やはり何度もお引き取りしている仏語系の先生から。こちらは小さいほうの箱を開けたら、最近出版されたばかりの本が何冊も入っていて、期待を込めて大きな箱を開けたところ、古い世界文学全集の端本でした。

RIMG4417査定した金額をメールいたしましたところ、了承の返事とともに「駒場に遊びに行きたいと願っておりますが、この節ままなりません。蟄居しております」とのメッセージが添えられていました。

つくづく思うに、小店にとって、現下の最大の苦難は、大学が閉鎖されていることです。

日ごろ、恩恵の少なさを愚痴ってばかりおりますが、学校を離れた元関係者、他大学の研究者、さらに現役の先生、研究生。小店が今日まで生きながらえて来られたのは、こうした方々のおかげに他なりません。

新型コロナが一刻も早く調伏されることを願う気持ちはもちろんですが、駒場キャンパスの機能回復が、それを待つしかないというのでは余りにも情けない。

10月の新学期までに、少しは折り合いをつけて、新しい姿を見せてもらいたいものです。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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河野書店

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