2020年08月07日

新しいお宝

RIMG44188月に入って連日惨憺たる売り上げが続きますが、思い出してみればこの時期は毎年こう。それにしても例年に輪をかけての低調です。

市場は今日の明治古典会をもって、明日から16日までの夏休みに入ります。落札品の引き取りは今日、明日中に済ませなければなりません。

それがあってか、今日の出品量は控え目。しかし良くしたもので、持ち帰るのにそれほど苦労のない、自筆本の面白い口が出品されました。

組合から送られてきた市会案内メールによると、※吉行淳之介、白井喬二、木下順二、今官一、中村武志、なだいなだ他作家草稿の一口 ※渥美清、永六輔、篠田正浩、淡谷のり子、立川談志、三遊亭金馬、宮城まり子、永井智雄、田辺茂一他芸能関係草稿の一口

このラインナップをご覧になって、どう感じられるでしょうか。作家vs芸能関係、落札価格で比較すると、圧倒的に芸能関係の勝ちでした。

作家の側に、メジャーな人がさほど多くないこともありますが、稀少性、言い換えれば物珍しさという点で、物書きのプロでない、しかしある程度以上の著名人の草稿に、人気が集まったのでしょう。

実際、2、3の芸能人の草稿は、そんじょそこいらの文豪では、最近なかなかつかないような値がつきました。

ただし珍しいだけに、これまでその筆跡を目にした人は少なく、そこに書かれている文字が当の本人のものであるかどうか、なかなか判断がつきません。

やがて鑑定証でもつくようになれば、ずっと高価なものとなる可能性もありそうで、落札者には、ちょっと夢のある買い物だったかもしれません。

konoinfo at 20:41│Comments(0)

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