2020年09月10日

二つのタイプ

毎朝、車で店にやって来ます。淡島通りから、駒場東大前駅に通じる細い一方通行は、通勤通学の時間帯ということもあり、結構人が歩いています。

最徐行を心がけておりますが、行き違う歩行者には大きく分けて二つのタイプがあります。いざとなれば車の方で止まるか避けるかするだろうと、超然として歩くタイプと、危険が差し迫っているかのごとく立ち止まり、果ては壁に貼りつくようにしてやり過ごそうとするタイプとです。

もちろん二つというのは言葉の綾で、実際にはこの両極の間に、さまざまな段階があるわけですが。

IMG_20200910_075832こんな話を持ち出したのは、新型コロナ感染症に対する人々の対応も、これに似たようなところがあるのではないかと思うからです。

人気のない夜道をひとり歩く時でも、しっかりマスクを着けている人がいるかと思えば、マスクを着けずコンビニに入る人たちがいます。

古本屋でも、休業期間中も営業を続けた店がある一方、いまだに休業を続けている店もあります。お客様も同様でしょう。休業期間中も開いている店を探して歩き回られた方もおられれば、本探しはもっぱらネットに頼り、店巡りは控えておられる方もいらっしゃるはずです。

はっきりしているのは、この状態は店にとっても、お客様にとっても、喜ばしいものではないことです。

東京都が、警戒レベルを一段階下げる方向で検討していると、今朝のニュースが伝えていました。しかしコロナが気付かせた、人の心の大きな隔たりは、簡単には解消されそうもない気がします。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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