2020年09月11日
〈風の便り〉現る
もう一月以上前のことになると思います。店番をしているときに一本のお電話をいただきました。徳島の「古本あじさい屋」山本光代さんの、古いお知り合いだという男性からです。
何かの折にしばらくぶりに手紙を出したところ戻ってきて、以来、消息をつかめないでいたのだが、偶然小店のブログで取り上げられているのを見て、亡くなられていたと知ったとのこと。
小店でご紹介したのは、山本さんの店で働いておられた女性が、追悼古書目録を発行されて、店主にも一部ご恵贈くださったことについてでした。
それをお読みになり、その元店員さんに連絡を取りたいのだが、連絡先をご存知ならお知らせ願えないか、というのがお電話の要件です。
「分かったらご連絡します」とお答えしたものの、頂戴した目録をどこにしまい込んだか、皆目見当がつきません。しまい込んだと言えば聞こえがいいですが、そこいらに積んだまま埋もれている可能性が高い。気にかかりながら、探すでもなく日が過ぎました。
ところがある日、別の要件で本の山を整理していたら、ひょっこりとその目録「古本あじさい屋古書目録〈風の便り〉別の巻」が顔を出したのです。
さてこれでようやくお知らせできると、ホッとしたのもつかの間、今度は男性の連絡先をどこに記したかが、分からなくなっておりました。
携帯番号と名字だけ書いたメモが残っていて、それがそうである可能性が高いのですが、まるで別の件で控えたもののような気もします。
いかにも店主らしい間抜けな話ですが、そこでまず、このブログでお知らせしてみようと思い立った次第です。果たして、ご覧になられるでしょうか。
何かの折にしばらくぶりに手紙を出したところ戻ってきて、以来、消息をつかめないでいたのだが、偶然小店のブログで取り上げられているのを見て、亡くなられていたと知ったとのこと。
小店でご紹介したのは、山本さんの店で働いておられた女性が、追悼古書目録を発行されて、店主にも一部ご恵贈くださったことについてでした。
それをお読みになり、その元店員さんに連絡を取りたいのだが、連絡先をご存知ならお知らせ願えないか、というのがお電話の要件です。
「分かったらご連絡します」とお答えしたものの、頂戴した目録をどこにしまい込んだか、皆目見当がつきません。しまい込んだと言えば聞こえがいいですが、そこいらに積んだまま埋もれている可能性が高い。気にかかりながら、探すでもなく日が過ぎました。
ところがある日、別の要件で本の山を整理していたら、ひょっこりとその目録「古本あじさい屋古書目録〈風の便り〉別の巻」が顔を出したのです。
さてこれでようやくお知らせできると、ホッとしたのもつかの間、今度は男性の連絡先をどこに記したかが、分からなくなっておりました。
携帯番号と名字だけ書いたメモが残っていて、それがそうである可能性が高いのですが、まるで別の件で控えたもののような気もします。
いかにも店主らしい間抜けな話ですが、そこでまず、このブログでお知らせしてみようと思い立った次第です。果たして、ご覧になられるでしょうか。
konoinfo at 18:30│Comments(0)│
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