2020年09月25日

記憶の頼りなさ

今日の明治古典会は、ひさびさに3階、4階が本で埋まりました。

2件の一口物は、いずれも結構質の良いもので、明古としては今期に入って最高の出来高となったようです。解禁したフリも盛り上がったようですが、残念ながらその時間、店主は市の会場にはおりませんでした。

現在編集が進んでいる「東京古書組合百年史」の編纂委員会からお呼びがかかり、その一部の章の作成に協力してほしいとのこと。

簡単な資料を用意するので、それをもとに昔のことを思い出して話してほしいという要請で、一緒に昔話をする程度のことならと、今日の午後3時から5時過ぎまで、7階の会議室に詰めていたのです。

まあそんな年になったということですが、今回のテーマとなったのは、組合がIT化や、会館建設に踏みきるに至ったあたりの経緯。つまり平成初め頃の古書業界、古書組合の状況を振り返ってみようというものでした。

大げさに言えば過去を再構築するような作業で、やってみると簡単なことではありません。大筋の流れは記録にも残っていて、覚えてもいるのですが、細かな具体的な点となると記憶というものの頼りなさを思い知らされます。

RIMG4491例えば組合が交換会の計算伝票(ヌキと呼びます)を手書きから、コンピュータ入力に切り替えたのはいつのことであったかという質問が、終わり間近になって出されました。

当時を知るはずのものが店主を含めその場に3人いたのですが、誰もはっきりとは、思い出せないのです。それにかかわっていたはずの店主が、もっとも情けない。

次回までの宿題とさせてもらいました。

konoinfo at 21:40│Comments(0)

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