2020年10月12日

ポイ捨てではなく

昨日は住まい近所のお話をいたしましたが、今日は東京古書会館のお話です。

17年前に建設された現在の会館は、設計者の考えとしては全面禁煙の建物になるはずでした。喫煙所や、喫煙に関する設備は採り入れられていません。

もちろん当時から全面禁煙建築は建ち始めていましたが、喫煙に対する規制は、今よりは緩やかでした。

世間と比較しても喫煙比率の高い当業界で、果たして受け入れられるだろうかという心配はありましたが、喫煙対応の建物とすると建築費が跳ね上がるという説明に、設計者の案を了承した経緯があります。

「はずでした」と申しましたのは、いざ建ってみると、やはり喫煙場所がないというのは愛煙家にとっては大きな問題で、何とかして欲しいという要望が強く、1階の駐車場(正確には荷捌き場)入り口付近、8階の屋外テラス部分を喫煙所とする苦肉の策が取られたのでした。

以来、時おり愛煙、嫌煙の双方から、拡大、廃止の要望が出されながら、月日が流れました。

そこへコロナによる休館です。会館を再開するに際して、いろいろな感染防止対策が取られた中で、喫煙所閉鎖もそのひとつとされました。

RIMG4520閉鎖から4か月。次第にあちこちにタバコの吸い殻が見つかるようになりました。ポイ捨てというわけではありませんが、空き缶などに山盛りになって発見されるのです。

防災上の観点から、8階の喫煙所が解禁されました。果たしてこれによって、どの程度、吸い殻の不正な投棄が減るでしょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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