2020年10月16日

明古らしさ

今日の明治古典会は、出品量もそこそこで、面白い文学書の口もあって、なかなか見ごたえのある市でした。個人的な感想ですが。

ただ見かけの量に比べて、終了時間が早かったのは、大山が多く、出品点数としては、それほどでもなかったということなのでしょう。

RIMG4525文学書の口も一部を除くと5、6本を1点にまとめられていたものが多かったですし、それとは別に英文学系洋書の一口も出ていましたが、こちらもほとんどが本口。

こういう洋書が、洋書会に出ないのはいささか複雑な気持ちです。実際にそのほとんどを、洋書会のメンバーが落札していましたし。

かつてなら、こうした口はそのまま洋書会に持ち込まれ、会が仕分けしておりました。しかしその手間が、出来高を考えると割に合わなくなってきて、他会に比べれば格安ながら、仕分け手数料をいただくようになっています。

ところが今回は、荷主さんが自ら仕分けされたもののようでした。それなら明古でなくとも、と思うのですが、両方の会員である店主としては、声高には申せません。

それでも公平に見て、やはり洋書(特に学術系の)は洋書会に出した方が、荷主さんにとってもメリットがあるような気はします。

今日の最終発声は、版画家から版画家へ宛てた書簡。文豪書簡にも引けを取らない落札価格となりました。こういう出品は本当に明古らしいと思います。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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河野書店

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