2020年10月23日

青展のない10月

コロナ禍に見舞われることがなければ、今日が「神田古本まつり」の初日となるはずでした。

朝からあいにくの雨で、しかも一日降り続いたため、仮に開催していても、気勢をそがれるオープニングになったことでしょう。

しかし明日からは天気も回復しそうです。この時期に、あの光景が見られないというのは、古本屋にとっては寂しい限りです。

傍目には妬ましいほどの集客力があるイベントですから、中止に至ったのもやむを得ないとは思います。しかも準備の都合から、かなり早い時期に決断が迫られたようです。

区や警視庁などの協力がなければ開催は不可能です。その点からも、選択の余地はありませんでした。

とはいえ、このビッグイベントがなくなった影響は小さくありません。10日間ほどにわたり、何万冊という本が売れる機会が失われたわけです。

売るために仕入れる、売れればまた仕入れる——その循環が滞ってしまうことで、市場も活力を失いかねません。

それでも今日の明治古典会は、大量の出品でした。もっとも某漫画図書館の旧蔵本だとかで、量に比して出来高はどうだったか。

ただ、そこは業界の懐の深さで、普段お見掛けしないような同業も顔を見せられ、熱心に入札されている姿が印象的でした。

RIMG4540青展はなくとも季節は廻ります。いつの間にかカレンダーをお配りする時期となりました。今年のみすずカレンダーは「ナイーヴ・アートの世界」。例年どおり店頭3千円以上のお買い上げで、差し上げております。

もうひとつ、来週の「洋書まつり」は開催いたします。お忘れなきよう。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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