2020年10月27日

古書組合この50年

当番でもないのに、午前中から会館に向かったのは、洋書会のためではありませんでした。

RIMG4544『東京古書組合百年史』編纂委員会からお呼びがかかって、話し合いの場に出席するためです。

百年のうち前半50年については、すでに立派な本ができていますから、今度の百年史の中心となるのは、その後の50年。

その中の更に後半の25年に関わる章を担当するのが、今回呼んでいただいたメンバーの方々で、店主が組合の理事や委員などを務めた時期と重なることから、当時の事情を聴きたいというのが趣旨でした。

つまり現会館建設前夜から、竣工を経て今日に至るまでのプロセスを、資料をもとにして思い出してもらいたいというわけです。

記憶をたどるというのは店主の得意とするところではありませんから、はなはだ心もとなかったのですが、そのために過去2回。今日を加えれば3度目という、話し合いの場を設けてくださいました。

健忘症の店主も、さすがに少しずつ思い出すこともあり、いくらかは役に立つことができたかもしれません。要するに、いつの間にか思わぬ月日が流れていて、事情を知る人も少なくなりつつあるということです。

この25年間で、編纂委員会が重要なメルクマールと捉えているのは、活路開拓ビジョン委員会報告書『東京の古本屋』(1996年)のようでした。

会館建設も『日本の古本屋』もそこから始まった——というのは持ち上げ過ぎの気もしますが、一つの方向性を示したのは確かでしょう。

しかしそれにも前史はあります。そこはまた別のチームが明らかにしてくれるのでしょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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