2021年01月15日

明古の苦戦

今日の明治古典会は、いつものように3階4階の2フロアを使って開催されました。

しかし出品点数は1フロア開催の先週に比べても約半分。思わず耳を疑ったような、少ない点数でした。

それでも2フロアを使ったのは、額入りの版画や絵画の一口が、広い場所を必要としたためです。逆に言うと、この一口がなければ今日の明古は、かなり悲惨な状況となったことでしょう。

その殆どは、美術品とすれば高額のものではありませんでしたが、本に比べれば単価が高いので、点数の割に出来高は上がったようです。ただし絶対数が少ないため、喜べるほどの成績ではなかったことは間違いありません。

それにしてもコロナ以降の明治古典会は、他の交換会以上に大きな影響を受けているように感じられます。何故だろうと、今日も仲間うちで話しました。

全体にお客様からの買取りが減っていることは間違いありませんが、これは、どの会でも同様な状況です。しかし明古の特徴は、自筆ものをはじめとして、1点で入札対象となるような商品が多く出品されるところにあります。

そうした本や資料をお持ちの方々が、あえて今のような時期に処分しようとはお考えにならないのではないか。また業者の側も、あまり積極的に蔵書家にアプローチできないのではないか。

そんなところが、皆であれこれ話しているうちにまとまった意見です。

KIMG1552確かに今は、耐えるしかない時期のようです。ただコロナ禍以前から、明古向き商品の枯渇傾向は懸念されていたわけで、アフターコロナの時代となっても、大きな課題は残ります。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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