2021年02月16日

中途半端

RIMG4740先週土曜日の南部入札市で、文庫4本口という1点だけ落札がありました。

いつもなら日曜日の朝に引き取りに行くのですが、この日は中央市会の大市下見に出かけています。翌月曜日はお天気が悪かったこともあり、今日火曜日の引き取りとなったわけです。

昨日とは打って変わって好天で日差しが強く、フロントガラス越しに太陽の熱が伝わってきました。車内の温度はそれほど上がっていないに、額のあたりだけは暑いほど。この先まだ冬の寒さが戻ってくるのでしょうか。

土曜日の五反田では、文庫の口ばかり何点か入札したのですが、結局落せたのは一番安い札を入れた1点だけ。もっと気合を込めたはずの他の口は、すべて逃しております。

要するに店主の札が、中途半端だったということです。それをいえば、中央市会も同じこと。誰も入れていない封筒に入札するときは、よほど覚悟を決めて入れなければ、かえって「引っ掛かり」のようなものが落ちてくるだけ。

その意味では今回は成果ゼロで、いっそさっぱりしたものです。洋書の口にも、それほどピンとくるものはありませんでした。これなら先日、洋書会に出たフランス古典演劇の口の方が、よほど心残りです。

それにしても、いつもながら感心するのは、あの膨大な出品物を滞りなく捌く交換会システム。なにしろ知り合い業者の「カーゴ19台」と聞く出品が、当日会場を眺めまわしても、どこにあるやら目立たないほどの全体量。

それが今日には、ほぼ後片付けを終えているはずなのですから。貴重なノウハウだと思います。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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