2021年10月16日

観に行きたい

今朝も車で店に向かう途中、土曜日なのでピーター・バラカンさんのウィークエンドサンシャインを聴いておりますと、ビリー・ホリデイのThe man I loveが掛かりました。

ふと思い浮かんだのはもう50年近い昔、京都で暮らしたアパートの部屋です。片側の壁面に棚を組んで安価なオーディオセットを納め、その頃良く聴いていたのが女性ジャズヴォーカル。当時すでに伝説と化していたビリー・ホリデイは、独特の歌声が印象的でした。

もっとも何ごとにも深く熱中しないたちですから、懐具合のせいもあってレコードを買い揃えたりすることもなく、僅かばかり持っていたLPも、いつの間にかどこかに消えてしまっております。

ただ今日の番組では、映画『ビリー』について話しておられて、その説明を聴くうち、観てみたい気にさせられました。その機会が得られるかどうかは分かりませんが。

スキャン_20211016一方、機会は十分にありそうなのが日本近代文学館の催し『芝居は魂だ!築地小劇場の軌跡1924〜1945』です。

一時期は、演劇関係の本を集めようとしたこともありました。店主のまったく個人的な思い入れからです。しかしその手の本は古本屋仲間には人気が高く、市場では割合高値になるのに、店に置いてみると、ほとんど売れないものであることが分かりました。

深く熱中しないのに加え、競争心の希薄な店主は、やがて積極的に集めることを止めました。ところが同じような性格の同業が多いのか、市場でも次第に値が付かなくなり、これまでに集めたものが不良在庫化する一方で今日に至っております。

とはいえ一度は集めようとした分野です。その大きなエポックであった築地小劇場の軌跡なら、観に行きたいと思います。「洋書まつり」が終わってからでしょうね。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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河野書店

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